

長谷川町子の代表作である四コマ漫画「サザエさん」は、終戦翌年から高度経済成長期の終焉までの目まぐるしく変化を遂げた世相を克明に映し出しています。ファッションにおいても、着物やもんぺの時代から始まり、洋裁ブームと家庭用ミシンの普及によって洋装が定着し、さまざまな流行ファッションが生み出された一連の様子が描かれています。サザエさんはおしゃれに敏感な女性で、当時流行した髪型で登場し、その後も時代に合わせてワンピース、ミニスカート、パンタロンなど、最新のスタイルに身を包んでいます。サザエさんのファッションにはいつの時代にも流行がよく表れているのです。
本展では、連載期間である1946年から1974年までを対象に、「サザエさん」の原画や関連資料約200点から戦後日本のファッションの移り変わりを展観するとともに、作者・長谷川町子の私物もご紹介いたします。サザエさん生誕80年の節目に、市井の暮らしを描いた作品として、サザエさんのファッションを振り返ります。
<開催概要>
展覧会名: サザエさん生誕80年記念「サザエさんとファッション」
開催場所: 長谷川町子記念館 2階 企画展示室 (東京都世田谷区桜新町1-30-6)
開催期間: 2026年4月4日(土)―7月5日(日)
開館時間: 10時~17時30分(受付締切16時30分)
入館料: 一般 900(800)円、65歳以上800(700)円、
大学生・高校生 500(400)円、中学生・小学生 400(300)円
※()内は20名様以上の団体、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者
※美術館・記念館の両館をご覧いただけます。
休館日: 月曜日(ただし5/4(月)は開館)
お問い合わせ: 一般財団法人 長谷川町子美術館 TEL03-3701-8766